結論:冬の台湾の服装はこれでOK
台湾の冬(12〜2月)は、平地の平均気温がおよそ13〜26℃。日本の冬のような氷点下の寒さはありませんが、北部は雨がちで肌寒く、南部は晴れて暖かく、高山は0℃前後と、1回の旅行で何種類もの気候に出会います。いちばん実用的なのは重ね着(レイヤード)です。
- 台北など北部:長袖+セーターかフリース+防風・撥水ジャケット、折りたたみ傘
- 台中・高雄・墾丁:半袖か薄手の長袖+薄手の上着。日中は暑く感じることも
- 清境・阿里山・合歓山:ダウンジャケット、ニット帽、手袋、暖かいパンツは必須
この記事は気温と服装に絞って解説します。冬にどこへ行くか(温泉・いちご狩り・桜・年越し・旧正月)は 冬の台湾旅行ガイド(12〜2月) をご覧ください。
台湾の12月・1月・2月の平均気温(地域別)
以下は台湾・中央気象署の1991〜2020年の平年値(平均最低気温〜平均最高気温、整数に四捨五入)です。あくまで長期の平均で予報ではありません。寒波が来ると台北でも10℃を下回ることがあるので、出発前に最新の天気予報も確認してください。
- 台北:12月 16〜21℃|1月 14〜19℃|2月 14〜20℃
- 台中:12月 15〜24℃|1月 13〜22℃|2月 14〜23℃
- 高雄:12月 18〜25℃|1月 16〜24℃|2月 17〜25℃
- 墾丁(恒春観測所):12月 20〜25℃|1月 19〜24℃|2月 19〜26℃
- 花蓮:12月 17〜23℃|1月 16〜21℃|2月 16〜22℃
- 日月潭(標高約1,000m):12月 13〜21℃|1月 11〜19℃|2月 12〜20℃
- 阿里山:12月 5〜13℃|1月 3〜11℃|2月 4〜12℃
- 玉山(標高約3,850m、高山の目安):12月 -2〜7℃|1月 -4〜5℃|2月 -3〜5℃
清境(標高約1,700〜2,000m)と合歓山(武嶺は約3,275m)には気象署の平年値がありません。清境はおおむね日月潭と阿里山の中間くらい。合歓山は玉山を目安にしてください。冬の早朝は0℃前後になることが多く、路面が凍結する区間もあり、強い寒気が南下すると雪が降ることもあります。
北部(台北・九份・宜蘭):雨と風への対策がカギ
台北の1月の平均は約14〜19℃。数字だけ見ると暖かそうですが、北東の季節風がもたらす霧雨と湿気で体感はもっと寒く、しかも一般的な建物には暖房がないことがほとんどです。おすすめの服装:
- ヒートテックなどの長袖+セーター/フリース+防風・撥水ジャケット
- 軽い折りたたみ傘かレインコート、滑りにくく濡れても平気な靴
- 九份・北海岸・陽明山など山や海に近い場所は風が強いので、マフラーをプラス
- 寒波のとき(平地で10℃以下)は、コンパクトに畳める薄手のダウンを

中南部(台中・台南・高雄・墾丁):昼は春のよう、朝晩は上着を
中南部の冬は乾季で、晴れの日が多めです。高雄の1月の日中は平均約24℃、墾丁はさらに暖かく、昼間は半袖で十分なことも。ただし台中の朝晩は13℃前後まで下がり、1日の気温差は10℃近くになります。おすすめの服装:
- 半袖か薄手の長袖+さっと脱ぎ着できる薄手のジャケットやカーディガン
- 冬でも日差しは強いので、帽子・サングラス・日焼け止めを
- 墾丁は冬に北東の強風(現地では「落山風」)が吹くので、海辺にはウインドブレーカーを

東部(花蓮):穏やかだが、南部より雨と風が多め
花蓮の1月の平均は約16〜21℃で台北よりやや暖かいものの、季節風の時期は雨が多く、海沿いは風が強めです。服装は北部とほぼ同じで、薄手のセーター+防風ジャケットで大丈夫。花蓮から合歓山方面へ山を上るなら、次の「山岳エリア」の装備に切り替えてください。
山岳エリア(清境・阿里山・合歓山):1日で20℃の差
いちばん服装を間違えやすいのが山へ行く日です。朝、台中市内は13〜22℃でも、数時間後の合歓山は0℃前後ということも。阿里山の1月の平均最低気温は約3℃で、ご来光を待つ早朝はさらに冷え込みます。一般に標高が100m上がるごとに気温は約0.6℃下がります。持ち物の目安:
- ダウンジャケット(収納できる軽量タイプが便利)+ヒートテック+暖かいパンツ
- ニット帽・手袋・マフラー(ご来光や星空撮影には特に)
- 滑りにくいスニーカーか登山靴。凍結や積雪のときは足元がとても滑ります
- 合歓山では凍結・積雪時にタイヤチェーンの装着が求められることがあります。出発前に公路局や太魯閣国家公園管理処の発表を確認しましょう
合歓山で雪を見たい方は 合歓山 雪見チャーター もどうぞ。

12月・1月・2月、月別の服装
- 12月:平地は過ごしやすい日が多く、北部は雨で肌寒くなり始めます。台北は薄手のセーター+上着、中南部は薄手の上着でOK。クリスマスや年越しの花火を屋外で待つなら、夜はもう1枚。
- 1月:平年値では1年でいちばん寒い月。北部は薄手のダウンを足せるように。山へ行くなら防寒は完全装備で。
- 2月:気温は1月とほぼ同じで、旧正月(春節)前後にも寒波が来ることがあります。月末になると中南部の日中は暖かくなり始めます。お花見や春節の街歩きは重ね着がいちばん安心です。
四季を比べたい方は 台湾のベストシーズン完全ガイド へ。
冬の台湾 持ち物リスト
- ヒートテックなど1〜2枚、長袖シャツ、セーターかフリース
- 防風・撥水ジャケット。山へ行くなら薄手のダウンも
- 折りたたみ傘か軽いレインコート
- ニット帽・手袋・マフラー(山へ行く方、寒がりの方)
- 歩きやすく滑りにくい靴、替えの靴下
- リップクリーム・保湿クリーム(山は寒く乾燥しています)
貸切チャーター:上着は車に置いて、寒ければ羽織るだけ
冬に地域をまたいで旅するときの悩みは、同じ日に「平地20℃」と「山の0℃」を行き来することです。貸切なら1日中同じ車なので、ダウンや雨具、着替えは車に置いたままで、降りる前に羽織るだけ。1日中持ち歩く必要はありません。雨の日は入口の前で乗り降りでき、天気に合わせて屋内と屋外の観光地を入れ替えることもできます。清境・阿里山・合歓山の山道は、道を熟知した地元ドライバーにお任せください。
- 1日貸切 小型車 NT$4,000・大型車 NT$6,500、8時間、車1台・ドライバー込み
- ドライバーは中国語での対応です。ご予約と事前のご連絡は英語・日本語・韓国語のテキストでOK。行程や乗車場所は事前に文字で確認し、車内では翻訳アプリが便利です
冬の連休は車両に限りがあるため、早めのご予約をおすすめします。日程・人数・行きたい場所をお送りいただければ、2時間以内にお見積もりをご返信します。